
太陽グループの理念への理解を深めることを目的としたイベント「サンライズカフェ」。
その第4回が2025年6月5日に太陽工業 大阪本社で開催されました。
今回のゲストは、大阪・関西万博 催事企画プロデューサーとして活躍する小橋賢児さんです。講演タイトルは「想像から創造へ!万博後の未来社会」。
万博に込めた想いや、その先の目指すべき未来社会について語っていただきました。

サンライズカフェ初の大阪開催、会場は大盛況に
「want to」で生きることの大切さ
俳優として幼少期から活躍していた小橋さん。
講演は、自身の歩みを振り返るところから始まりました。
自ら飛び込んだはずの芸能活動から次第にワクワクが消え、「生きながらにして死んでいるような感覚」に苦しんだ末、27歳で休業。
世界を旅する中で出会った「ウルトラ ミュージック フェスティバル」というイベントが、クリエイティブディレクターとしての道を切り拓くきっかけになったと語ります。


小橋さんのお話に熱心に聞き入る社員
紆余曲折の人生経験から、体験型エンターテインメントで人々に驚きや感動を提供することを仕事に選んだ小橋さん。
「イベントは日常に非日常をもたらし、新しい自分と出会える奇跡の時間」と、その想いを語ってくださいました。
また、イベントづくりにおいて大切にしている「出会いとストックと違和感」「自然と触れ合う実体験」「アートセンスとハートセンス」といった軸についても紹介。
ものづくりやイベント運営に携わる太陽グループ3社にとって、多くのヒントが詰まった内容を話していただきました。

小橋さんの講演内容をまとめたグラフィックレコーディング
「太陽のつぼみ」でやわらかく世界をつなぐ

講演後のトークセッションでは、能村代表との軽快な掛け合いが展開されました。
お互いを「けんじさん」「のんちゃん」と呼び合う旧知の仲ということもあり、会場は笑顔に包まれながらも、話の内容は真剣そのもの。
小橋さんの講演を受けて、能村代表が会場の社員たちに対して「気がついたら『have to』 になってないですか?」と問いかける場面もありました。

「一回しかない人生、やりたいことに気づいて自分の人生を生きるってすごく大事!」と能村代表
グループと小橋さんとをつなぐ共通点である「太陽のつぼみ」の話題になると、トークはさらにヒートアップ。

グループ3社で設計・施工から運営まで手掛ける万博サウナ「太陽のつぼみ」
小橋さんはプロデューサーを務める
開放的で自然を感じられる膜構造のサウナ「太陽のつぼみ」は、「人々が交流し、つながり、絆を深めることができる場になる」とお二人の意見は完全一致!
ここから「地球共感覚」という万博の企画催事テーマにも話が展開しました。


万博開幕前夜、サウナの中でミーティングしていたという裏話も
能村代表は「世界中の人が万博のサウナに入ってつながれば、世界は平和になるかもしれない」と語り、「未来を変えられると本気で思っている」と力強く宣言。
グループ理念である「世界を、やわらかく、未来を、あたたかく。」を体現する象徴として「太陽のつぼみ」があることが明確になり、グループが目指すべき未来に希望の光が差したようなトーク内容でした。



最後には質疑応答の時間も設けられ、会場の社員からの質問に小橋さんが丁寧に答える場面も。
参加者一人ひとりが、自分の人生や仕事に向き合うきっかけを得られる、そんな濃密なイベントとなりました。

●サンライズカフェVol.4 ダイジェスト動画